リモートワークをサボることによって苦しんだこと

悪影響を振り返る

リモートワークで集中できずにスマホを触ってしまうことありますよね。私はリモートワークを1年間続けていく中で、サボってしまうことがたくさんありました。現在は段々と真面目に仕事に取り組むことができるようになってきて、仕事だけではなくプライベートも充実した生活を送っています。

ただ、将来またサボりたいと魔がさしてしまった時に、当時このような悪影響があったからやめようと立ち止まり、同じ過ちを繰り返さないするためにも、サボりが常態化してしまったことで私に降りかかった悪影響を振り返りたいと思います。 もし本当はしっかり働きたいと思っているけれどもどうしてもサボってしまうような根は真面目な心をお持ちの方は、今一度デメリットを把握して自分が進みたい道へ戻る一歩となれば幸いです。

サボることによって私を苦しめたデメリット6選

プライベートの時間を取ることが出来なくなる

当たり前ですが、本来やるべきことをやれていないので仕事を時間内に終わらすことが出来ませんでした。そのため、プライベートで本来やりたいことをする時間を削って夜中に仕事をすることが続きました。 SNSを見る時間によって、本来やりたいトレーニングや資格勉強を行うといった自己投資の時間を取ることが全く出来ませんでした

休日も仕事のことが頭の片隅に残る

仕事が完了してないので、後でやろうとしたタスクが事あるごとに思い出されてしまいました。トイレ、シャワー、食事中だけではなく瞑想中にも雑念として思い浮かび、1日を通して集中力を欠いてしまう日々が続きました。

仕事の質が大幅に下がり、後になってツケを払うことになる

通常より少ない時間で仕事を完了する必要があり、見直しやテストを十分に行わないまま成果物を提出せざるを得ない状態でした。そのため、そのレビューによる指摘を修正するために、最初のドキュメント作成時や開発時に直していればすぐに終わらせることができたミスやバグを膨大な時間と迷惑を掛けて直す羽目になりました。

嘘をつく癖がつく

上司から見たら最悪ですが、進捗に於いて何度も嘘をついていました。日次でレビューがおこわなれる訳ではなかったので、ある程度誤魔化しが効く状況でした。最終的にレビューまでには辻褄を合わせてはいましたが、一番問題だったのは一回嘘をついたことによりそれが癖となり常態化してしまったことです。毎回でっち上げの話をするのは辛かったです(自業自得ですが)。一回でも嘘をつくのは問題ですが、2回連続で嘘をついたら自堕落コース真っ逆さまでした。

終わらないことに慣れてしまう

サボりに慣れてしまうことも大きな問題でした。何度もこの不健全な状態を変えようと思い午前中は頑張るものの、午後にはそんな決意はどこへ行ったのやらスマホと睨めっこしている日々でした。どうせ何とかなると思ってしまったことが大きな要因だったと考えています。仕事を終わらすという当たり前のことがどんなに良い意味を持つか分かっていなかったのです。

自己嫌悪によるメンタル不調

最も悪影響を与えたデメリットであり、上述のデメリットが積み重なって引き起こされたのが自己嫌悪によるメンタル不調です。私は優等生として真面目に振る舞ってきたこともあり、学生時代の自分とのギャップに苦しみました。「昔はしっかり勉強をしていて、その結果テストの点数も取れて充実した学生生活を送れていたのに、今のヒドイありさまはなんだ。なんの努力もせずにただSNSを見て、毎日消化するだけ…。」期待値以上の成果を出し顧客に価値を提供し続け順調にキャリアアップする、そんな理想の自分とのギャップに毎日のように苦しみました。 この自己嫌悪から目を逸らすために何も考えずに済むスマホに逃げ込み、更に自己嫌悪を悪化させるという終わりのないループに彷徨ってしまっていました。

まとめ

改めて振り返ってみると、本当にデメリットしかなかったんだなと深いため息が出てしまいます。一瞬の逃げや楽を求めてスマホに手を伸ばすことがどんなにリモートワーカーに悪影響があるのか、一つでも理解して理想の自分を取り戻す一助としていただけたら幸いです。

次回の記事では、私がサボりを克服するために取り組んだことを紹介します。